城跡&古戦場ウォーカー・サイガさんガイドによる「古戦場探索」。今回は季節に合わせ、昭和の遺構を探る散歩会です。

「二・二六事件」とは1936年(昭和11年)2月26日から2月29日にかけて、陸軍の青年将校達が1483名の下士官兵を率いて起こしたクーデタ未遂事件。
教科書的な考察では、社会不況により農村の疲弊(江戸時代の『四大飢饉』レベルととも)を憂慮した青年将校達が政治改革を目指し暴走したというのが一般的ですが、他にも不況を覆そうと「外国侵略」政策を推し進めたい軍部首脳部が反対勢力の粛正を行なうために青年将校達を煽動したとも言われ、「真相は闇の中」です。

今回の散歩会では「何故起こった?」については一切語りません。決起軍の「防衛」、鎮圧軍の「突入」という「軍事行動」が行なわれる際に、どのように「地形」が利用されたか? どうやって突入したか? それらを一戦闘兵の視点に立って、昭和初期の東京の道をたどりながら解説いたします。

近代の「軍事行動」の痕跡を探ることで、戦国時代から現代につながる巨大城郭・江戸城の遺構を俯瞰します。

扉写真・青山通りから見る「薬研坂」:
決起軍はこの坂を登り、途中で写真右方向に曲がる。その先には「高橋是清邸」。
左写真・国立新美術館別館:
決起軍の一部「第三連隊」の建物の一部が美術館別館として使われている。
写真提供:新津竜一氏

 

『二・二六事件』現地散策・地形から見る作戦行動

開催日 2017年2月26日(日)
集合 10:00 東京メトロ千代田線・乃木坂駅 代々木上原方面(5番出口)改札外
解散 16:30ごろ JR山手線ほか・新橋駅周辺
※ ウォーク・イベントのため、終了時間が前後することがあります。ご了承ください。
参加費 2,000円
(保険料込み。途中の飲食費、交通費等は別途ご用意ください)
コース 乃木坂駅 ⇒ 国立新美術館別館(外観) ⇒ 乃木神社 ⇒ 高橋是清邸宅跡・記念公園 ⇒ 赤坂見附・門跡 ⇒ 日枝神社 ⇒ 山王パークタワー・山王ホテル跡 ⇒ 首相官邸 ⇒ 国会議事堂 ⇒ 虎ノ門跡・江戸城内堀跡 ⇒ 航空会館 ⇒ 新橋駅
持ち物 天気予報をご確認のうえ、雨具・上着等、状況に応じてご用意ください。
ガイド 新津竜一(サイガ) ガイド紹介

【首相官邸】 首相官邸周辺は武蔵野台地先端の四谷・麹町台地の末端に立地しており、(もう一方の末端に皇居・江戸城が立地。)溜池谷によって急峻な地形高低差があった。 その高低差を利用して決起軍は「籠城」する。

【高橋是清邸宅跡の是清銅像】 事件時の大蔵大臣で容貌から「ダルマさん」の愛称がある。軍事費削減を推し進めようとしたことから軍部から恨みを買い青年将校に「ダルマ」にされたという噂話もある。 邸宅跡地にて関係者の動きを解説。

【乃木神社・乃木邸跡】決起軍の進軍路付近にあり地形の縁に立地する。乃木夫妻自決の部屋が外より見ることができる。江戸時代は青山大膳亮(だいぜんのすけ)屋敷跡で門前にはカギ折れ道が今も残る。

【赤坂日枝神社「石門」】太田道灌時代の「星ヶ丘城」跡で、江戸城南西の守り「赤坂御門」に連なる地形に立地。
神社の北側の堀切跡が今は道路として使われており、決起軍の一部が「籠城」している。

<ご注意>

・下記「お問い合わせ・お申し込み」リンク先のフォーム、またはお電話、メール等で必ず事前にお申込みください。

・参加費には、レジャー保険料、ガイド・資料代が含まれます。
途中の飲食代等は別途ご用意ください。

・昼食は、1000円程度のお店に入る予定です。

・スタートからゴールまでで7~8km歩きます。コースには多少のアップダウンがあります。歩きやすい靴と服装でご参加ください。
また、寒さが予想されますので、防寒対策をお願いいたします。

・小雨決行いたします。荒天が予想される場合は中止または延期になる可能性があります。
万一中止または延期の場合は、お申込みいただいている方に前日までにご連絡いたします。

初めて参加される方は、参加方法とご注意のページもご参照ください。

ガイド 新津竜一(サイガ)氏

幼少に土方歳三にあこがれ青年期は織田信長の歴史書・小説を乱読した結果、大人になって古戦場を歩きはじめる。
現在は「地形」や「街道」のありようから古戦場を歩く「古戦場ウォーカー」または「地形メグリスト」。 城郭の「縄張図」を描く外郭大好き人間。

小学館「歴史の道」に城郭写真提供、学研ムック本や雑誌「歴史発見」等でお城に関する記事を執筆する他、ハンドルネーム「サイガ」でネットに独自の「戦争論」「城郭論」を発信中。

ホームページ「サイガの古戦場踏査記録」

 

この散歩会に関する投稿

「二・二六事件」の痕跡をめぐってきました!

トゥギャッタ―まとめ ちゃらぽこ散歩会「『二・二六事件』現地散策・地形から見る作戦行動」

参加者さんのおひとり磯部深雪さんが、当日のことをブログにまとめてくださいました!(^^)
⇒ みゆさんの歴史徒然 「226事件現地散策・地形から見る作戦行動」
どうもありがとうございます!!