本日は初めての方のご来ぽこも多く、ご機嫌のちゃらぽこ・ぱきらです!

志田威氏の街道講座「中山道の魅力と歩き方」の第4回が終了しました!

第1回で江戸を出発しまして、4回目の本日のテーマは「木曽路」。中山道の中でも、ここが楽しみで歩いているという人も多い場所ですね(^^)

そこだけ観光する人もとても多い、奈良井・妻籠・馬籠宿がなんといっても有名ですが、せっかくの街道歩きなのですから間の道や宿場にも楽しみを見つけたい。ということで、見どころをご紹介いただきました!

中山道は東海道に比べると、歴史上の事件だとか有名人の通行の話だとかは少ないですが、東海道ほど開発されていないため古い道がたくさん残されています。(あれ? 昨日の滝坂道の時も言ったな……)

上述の奈良井・妻籠・馬籠は、特別に宿場の町並みを残してある場所ですが、それ以外にも素敵な町並みがいっぱい。東海道とはまた違った楽しみがあるので、別の目的を持って歩かれるのがよいのでは、と志田さん。これからそのあたりを通るぱきらといたしましては、もうワクワクです(^^)

(ぱきらはかれこれ4年ほど前に横川駅まで歩いたきり、ストップしています。木曽路に足を踏み入れるのはいつになるのでしょう。あ、道の雰囲気ということで行くと、木曽路まで行かなくても東京を出てからすでに東海道とはだいぶ違って楽しいです。これからスタートされる方も、お楽しみはずーっと先でもありませんよ!)

 

ところで、「街道を通った行列」といえば参勤交代の「大名行列」がぱっと思い浮かびますが、それよりも格の高い行列の通行がありました。たとえば、朝鮮通信使、日光例幣使、お茶壺道中。

名前の通り、「朝鮮通信使」は朝鮮からの使者です。隣国との交易を重視した家康は、対馬藩を仲立ちにして朝鮮からの使者を依頼します。が、秀吉の朝鮮出兵によって日本との国交に慎重になっていた朝鮮は、すぐに快諾はせず、江戸時代を通して計12回の使者のうち最初の3回は「朝鮮出兵の時の捕虜を返してもらいにくる」という名目で日本にやってきたそうです。
けれど使者に対する幕府の待遇はとてもよく、次第にどちらの国にとっても重要な交流イベントになっていったとか。基本的には将軍のためにしかかけない船橋を朝鮮通信使のためにかけるなど、下にも置かぬもてなしぶり。(で、出費もタイヘンだったそうです!(><)

上がそれほどの歓迎ムードだったこともあり、また道中音楽を鳴らしながらの派手なパレードの楽しみもあり、庶民も朝鮮通信使は大好き。数十年に一度のことながら、来ると決まると遠くから見にくる人もいたほどなのだとか。

次の「日光例幣使」は、朝廷からの日光東照宮参詣の使いです。毎年4月1日に京を発ち、15日に日光に到着して東照宮に参るこの使者は、正保4年(1647)から幕末慶応3年(1867)までの221年間、欠かさず続けられていました。(と、街道手帳2017年版に書いてありました。)

こちらは朝廷からの使いということで気位が高く態度が横柄だったため、通る街道沿いの人々にはかなり嫌われていたそうです。

同様な理由で嫌われていたのが、「お茶壺道中」。将軍に献上するお茶を、京都から江戸に運んでくる行列です。こちらも将軍のお茶を運んでいるということで、傍若無人な振る舞いが目立ち、あちこちで問題を起こしたそうで。

童謡「ずいずいずっころばし」にある「茶つぼに追われてトッピンシャン、抜けたらどんどこしょ」は、「これからお茶壺道中が通るから、戸をピシャっと閉めて外に出ないようにしようね! 通り過ぎたらまた遊ぼうね!」という意味だそうですが、そのくらい、どこの宿場でも敬遠されていたとか。

ところが、この行列に好意的だった様子の宿場もあります。その稀有な宿場が、まさに今回の講座のハイライトである「奈良井宿」なのだそうです。

お茶壺道中一行の宿泊所だった長泉寺は、「お茶壺道中ゆかりのお寺」として知られ、宿場まつりではお茶壺道中行列が開催されるとのこと。

お茶壺道中も奈良井宿では悪いことをしなかったのか? 比較的良好な関係にあった様子があります、と志田さん。

往時の面影の残る(往時は見たことありませんけどね……)街道を歩きながら、この道を歩いた人たちのことを考えるのは面白い! それに、歩いた人を見ていた人のことを考えながら歩くのも、楽しそうですね!

 

次回の志田さんの講座は、3月21日(火曜日)19:00から。中山道の続きで、来月は美濃の国の各宿場をメインに取り上げます。街道の歴史や昔の旅の様子などの質問も飛び交い、街道ウォーカーさんにも歴史好きさんにもとってもお楽しみいただける講座だと思います。

すでに歩かれた方も、これから歩かれる方も、ぜひぜひお気軽にご来ぽこください!(^^)/

この記事の投稿者

ちゃらぽこ・ぱきら
ちゃらぽこ・ぱきらちゃらぽこの中の人
散歩&歩き旅が好き過ぎて、「散歩かふぇ」を作ってしまいました。東京・東高円寺の「散歩かふぇちゃらぽこ」店主です。街道歩きとか、東京散歩とか、古地図散歩とかしてます。庚申塔と子連れ狛犬と看板建築とラーメンが好物です。